僕は以前4カ月間、山小屋でアルバイトをしていました。
場所は北アルプスの山小屋で、6月から9月の終わりまで勤務しました。
従業員の年齢層は30代が8割、2割が20代という感じでした。
男女比は6対4位でしたかね。
全体で15名の従業員でした。
僕が山に興味をもったのは、富士山でアルバイトをしている人の特集を見たのがきっかけです。
富士山でのアルバイトの特集は自分にとってとても衝撃ていでした。
過酷だな!とね。
そしていつものようにものは試しにやるか!と思い
アルバイトしてみました。
そんなときの、山小屋での生活を下記にまとめて書いて見ました。
この内容は自身が体験した山小屋でのバイトの中でもオーソドックスなものをチョイスしお話ししています。
結論を言うと、業務自体は楽です!
しかし、四六時中他の従業員と一緒にいるので人間関係さえしっかりしていればきつくはありません。
山小屋事態は体育会系になります。部活動をやられていた方は大丈夫だと思います。
どんなお仕事もそうですが、問題というのはたいてい人間関係ですね。
そんな山小屋のアルバイトはどんな事をするのか、一日の流れで書いてみました。
目次
1.朝5時に起床
山の朝は早いです。こんなに早く起きたことないです。でもこの生活になれると朝早いのもへっちゃらです!
宿泊者の為に朝ごはんを作ります。
朝早くから出発したい登山者はお弁当を注文するのでですが、朝少しでもゆっくり行きたい人は朝食を食べてから出発します。
朝は3人体制でした。
2人が宿泊者の朝御飯作り、1人が売店のオープンです。
朝食は人数にもよるのですが、大体2名で宿泊者の朝食を用意します。
前日にお皿など人数分用意しているのでそこに盛り付ける形です。
残り1名は従業員のごはんと売店の準備をするのです。コーヒーなど朝御飯を食べた人が飲みにきます。
それと、売店のオープンと同時に従業員の朝御飯を作りました。
従業員の朝食は7時からなので、それに間に合う様に準備します。
僕がよく従業員用の朝ごはんんで出していたのが、長いものサラダと目玉焼きです。
一見変わった感じなのですが、時短で簡単に作れます。
2.朝7時に朝食
残りの従業員は7時に起床してきます。
そして、みんなで朝食をいただきます。
大体TVでNHKを見ながらですね。
みんな住み込みなので、最初は身なりを気にするのですが途中から気にしません。
家族みたいになるんですね。男性女性とも素っぴんです!髭ボサボサです。
これができないと山小屋で生活はできないですね。
3.8時30分から清掃開始
山の朝は早いので8時くらいになると宿泊していた登山客は山にいってしまいます。
なので、登山客が使った部屋を清掃します。
まずは、使った布団を一か所に集め掃き掃除し、布団などをきれいにたたみ直し原状復帰です。
大体2時間位かけて部屋の掃除や窓拭き、トイレ掃除などをやります。
いたって普通の清掃です。
山小屋の映像などで屋根に布団を干すのを見たことある人もいるのではないでしょうか?
僕もあれをやるのかぁーと思っていましたが4ヶ月勤めて1回もなかったです。
他の山小屋ではあるんですかね。
でもあれをやるってかなりの重労働なのでやりたくないです。
4.12時にお昼ご飯
お昼ご飯は従業員が交代で作ります。
そして12時にみんな食道みたいな所に集合し揃って食べます。
色々な所から来ているのでみんな地元の料理とかも作っていました。
料理出来ないと山小屋で働けないですね。
食事ってほんとに大切で食事が楽しみなんです。
僕は丼が好きなんでお昼は丼ばっかりでしたね。作るもの楽なんでね。
従業員の中に本コックの方がいて、その方が作るものは抜群においしかったです。
特にオムライス、お店のやつでした。半熟トロットロでおいしかったです。
食材については週にに1回ヘリで輸送してくれるんです!
この事についてまた別記事で紹介しますね。
5.13時から午後の業務
午後の業務は男性は外作業、女性は中の作業に別れます。
外作業と言うのは、登山道の整備や外来種の植物を主にやりました。
中の作業は、売店や宿泊関係になりまます。
僕はこの登山道整備が好きでした。運動できるのでね。
手持ちの芝刈機をもって登山道の雑草を切ったり、歩きやすいように石を組んだりするんです。
あまり自然の物を動かしたりしたら嫌う人もいるそうなんですが、これをやらないと登山者が怪我をしてしまうので最低限の整備をするのです。
仕事がなく暇なときは売店でテレビを見ながら談笑などしていましたね。
暇すぎて、大体下ネタか恋愛の話をしていました。
恋愛において男性に必要な条件は?
という内容について論議したことがあります。
どんだけ暇だったんだよ!
って思いますが!
その時に出てきた結論は何だと思いますか?
それはずばり!
余裕
という結論になりました。
余裕と言おうのは、心の余裕やお金の余裕、時間などさまざまです。
山小屋と言う中で閉鎖された空間でこんな話になったので、このような余裕という結論に至ったんですかね。
6.16時頃からお客さんの夕食と従業員の夕食の準備
夕食の準備と言っても、できあいの物を盛り付けると言う感じで作るのは豚汁や汁ものです。
メインのハンバーグやチキンなどはオーブンで焼きました。
僕はオーブンがとても苦手で1回すべてのハンバーグを焦がした事があります。
やってしまった経験ですね。とても焦ります。丸焦げです!
この16時からのお客さんの夕食の準備で一番好きなのが音楽を流せることです。
スピーカーがあり、iPodなど繋ぎ音楽を聴きながら準備していました。とっても優雅な時間で好きでした。
お客さんの夕食を準備している時に別の従業員は従業員用の夕食の準備をします。
大体いそがいい時はカレーでしたが、その他は凝った料理を作りました。
僕が作って一番評判が良かったのは、ビーフストロガノフです。
7.19時に従業員の夕食、その後自由時間、22時就寝
19時に従業員の夕食を食べその後自由時間です。
自由時間は何をやってたかと言うと、みんなで集りお酒をのんだり、しゃべったりあと僕は読書をしていました。
毎日みんなといるので会話もなくなりますしね。
いろいろな人生を歩んだ人が多いのでとても楽しかったです。
22時には就寝です。完全消灯になる為すべての電気を落とし非常灯だけになるんです。
トイレなどに行く場合は、懐中電灯を持ち行動していました。
ベッドはドミトリーみたいな形で、二段ベッドでカーテン一枚です。
自分のパーソナルスペースといえば、このベッドですね。
こんな生活が苦にならなければ、山小屋のアルバイトは楽しくできるでしょう。
僕も4か月間アルバイトをしてとても楽しかったです!!
まとめ
山小屋での住み込みアルバイトは本当にきついの?僕のを体験談を元に書いてみた!
という事で、下記のような事についてお話しました。
1.朝5時に起床
2.朝7時に朝食
3.8時30分から清掃開始
4.12時にお昼ご飯
5.13時から午後の業務
6.16時頃からお客さんの夕食と従業員の夕食の準備
7.19時に従業員の夕食、その後自由時間、22時就寝
結論を言うと、業務自体は楽です!
しかし、四六時中他の従業員と一緒にいるので人間関係さえしっかりしていれば、きつくはない。
山小屋事態は体育会系になります。
部活動をやられていた方は大丈夫だと思います。
どんなお仕事もそうですが、問題というのはたいてい、人間関係ですね。
協調性はどこの場面でも大切になるんですね。
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