こんにちは、ベル坊です。
今回は、不動産屋さんの社長兼、介護福祉のレンタルをやられている社長さんとお話した内容になっています。
この社長さんを芸能人で例えるなら、舘 ひろしさんを白髪にした感じです。
びしっとスーツを着ていました。ダンディーです。
元々、市役所で20年くらいお勤めされていて、退職し建築関係で15年位働き、その後不動産業をしているとの事でした。
御年70歳の男性の方で、自分にとってとても有意義なお話をしてくれました。
この人との出会いというのは、僕が引越しの為に家を探していて、たまたま入った不動産屋の社長さんでした。
一期一会と言いますか、出会いってどこにあるかわかりませんね。
目次
1.会社は将来の事を見据えて選択しなさい
会社選びって内を基準に選んでいますか?
給料や福利厚生、勤務時間その人の中での優先順位と言うのはみなさんあると思います。
僕はこの不動産の社長さんと部屋選びを終えた後の雑談の中でこんな事を聞言われました。
社長「君の仕事どうなの?」
という質問を投げかけられました。
僕は「残業も多いし終電で帰ることが多いし、ぶっちゃけ大変ですね。」「でも、どこ行っても同じですよね。」
と返答しました。
そうすると社長からこんなことを言われました。
社長「君のこの労働時間では、最低1000万から1500万円もらわないといけないね。」
僕「ええっ!」「そんなもらえるんですか。」
社長「その労働時間を考えるとそれくらい貰わないとダメだな。でなきゃ辞めなさい」
これがこの社長から言われたことでした。
僕がもらっている給料はいたって20代社会人がいただいている普通の金額です。
誰でももらえる給料で、毎日終電で帰っているのか!
と言われたのです。
たしかに、誰でももらえる給料でこんなに働いて!
そして社長は「家庭を持ったらどうするんだ!」
「両親は心配していないのか!」
もっと人生設計をしっかりし、早く結婚しなさいとの事でした。
人生の目的を考えると両親がしてくれたように子供を授かり、育てていく事も大切であるという事です。
人生の7割以上は仕事で多くの時間を費やします。自身の身の振り方も考えないといけませんね。
2.年齢を重ねるごとに楽しみは増える
「年齢を重ねるごとに楽しみは増えていくよ」
この社長さんがおっしゃっていました。
社長さんの年齢を聞くと70歳とのことでした。
多くの人生を送ることでしか味わえない事があるのだとか!
若い頃の楽しみとは
みんなでどんちゃん騒ぎで飲み会などをして楽しむことだったが!
年齢を重ねる事により、今はお金にも余裕もあるし、たくさんの経験があるので楽しむ事の幅が増えたという事でした。
楽しみも年齢とともに増えていくんですね。
恋愛ひとつとってもそうだという事でした。
若い時と今では知っているお店の数も違うわけで、料理の楽しみ方も違う!
と言う事です。
もう一度やり直したい年齢がありますか?と聞くと
今の年齢の70歳が一番楽しいとも言っていました。
人生はあっという間で、20代の記憶も昨日の事のように覚えているよとも言っていました。
それだけ毎日一生懸命に生きているんですね。
3.リスクマネジメントの考え方
会社を起す際に考えたことはリスクマネイジメントだそうです。
それまで、不動産という職業をやったことがなく独学で勉強し、起業したとのことでした。
その際に不動産業とに一緒に始めたのが写真業で主に現像や印刷だそうです。
不動産だけでやっていくにはノウハウや経験がその当時足りないと考え、2000年くらいまでは、フィルムカメラが主流で写真を現像するのが当たり前だったそうです。
なので、時代に合わせ写真業を始めたとおっしゃっていました。当時は毎日のように現像の仕事が舞い込んできたとの事でした。
そうすることによって、片方がダメでももう片方で食べていけるんですね。
そして、不動産業である程度収益を得るようになると、今度は写真業の方が傾きかけてくるそうです。
2000年くらいからフィルムカメラからデジタルに移行され、現像の仕事が激減したとのことでした。
写真業の年間の売り上げは300万円ほどまで落ちてしまったそうです。
写真業をを畳む前にもう一つの柱となるような会社を立ち上げようと考え、はじめたの
それが介護関係のレンタルだそうです。
立ち上げて1年半は売上0円だったそうで大変だったといっていました。
現在はある程度採算が取れるようになったとのことでした。
4.転職は社会の需要にあった職業を選択すること
転職を考えている方は多いのではないでしょうか?
しかし、社長はこのような事を言っていました。
「会社はたいてい一番最初に入った所が一番であり、そこからは下降線に落ちていく」とのことでした。
しかし、例外がありそれは、
「努力次第で何とでもなるしかし、それには社会の需要にあった職業を選択しなければならない。」
社長さん自身もそうだったとの事です。
一番最初にやった職業が一番よかったがしかし、転職し会社を起すことによってしか得られないことは多く良かったといっていました。
社会の需要を考えた時に衰退していくであろう業界に行くことは無謀である。
しかし、それを見極め自身で選択する転職は良いという事です。
そして、一番伝えたいことは、
「どんな職業もプロフェッショナルであれ」という事です。
今や転職することが当たり前になっており、3年以上ましてや10年以上勤務年数の方が会社の中にいなくなっているとのことでした。
石の上にも三年ではないが、三年続ける事によって得られることが多くあるそうです。
そして、何より大切な事が博識で、仕事においてプロフェッショナルであれという事です。
なんの職業でもいいですが、プロフェッショナルは重宝され、信頼関係を築くのに必要な事でした。
5.最後はこれしかないと思って仕事をする。その中で楽しみは見えてくる
仕事をしていく中で、最後はこれしかないと思う事が大切だといっていました。
夢や目標を持つことは大切です。しかし、夢だけではダメ!
この社長が不動産を選んだ理由が資格を持っていたからとのことでした。
若い頃に勉強をして資格を得たとのことでした。
時間がない中でいつか必要になる時が来るかもしれないと思い資格を取得したことが今の仕事に繋がったとの事。
自分の人生でしか語れないが、資格は自分を救うものとなるから勉強しなさいとのことでした。
会社での処世術について
会社ではいくら正論を言ってもダメだということ
会社の為だと思っていったことであっても、上司との意見が違う事は決して言わない。
悪口や会社の不満は言わない
これを徹底すべきだといっていました。
立場が変わり自分が上の職に付いたときに後輩に同じような事をされるからだとも言っていました。
長年人を見てきてこれを徹底できないと人間関係で損をするといっていました。
仕事ができるできない
ほんとその通りだと思いました関わらず、人間関係がまず何よりも大切でそこの人間関係を築こうとしない人間が成功するはずがないともいっていて!
確かにそうだなと思いました。
最後に言われたことは、
「君はあと一回少なからず転職をすると思う、だからこそ今の内から何でもいいから勉強しなさい必ず自分を助ける」との事でした。
約2時間ばかし、見ず知らずの自分に人生観などを語ってくれてとても勉強になりました。
人生では、こいった一期一会ではないですが、こんな出会いがあるんですね。
まとめ
今回は不動産屋さんの社長兼、介護福祉のをやられている社長さんとお話した内容になっています。
御年70歳の男性の方で、自分にとってとても有意義なお話をしてくれました。
1.会社は将来の事を見据えて選択しなさい
2.年齢を重ねるごとに楽しみは増える
3.リスクマネジメントの考え方
4.転職は社会の需要にあった職業を選択すること
5.最後はこれしかないと思って仕事をする。その中で楽しみは見えてくる
上記のお話をしてくれました。
一期一会を大切にしたいですね。
読んでいただきありがとうございました。
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