警察学校の逮捕術の授業はこんな感じ!エピソードも踏まえて書いてみた!

こんにちは、管理人のベル坊です。

以前僕は警察官として、働いていました。
僕が当時、警察学校中に習ったいた逮捕術の術科についてお話しをします。

術科の授業は本当に嫌いでした。
痛いし辛いし!
そんなことは当時は言えなかったんですがね。

逮捕術とは!

逮捕術とは

逮捕術は、日本の警察官、皇宮護衛官、海上保安官、麻薬取締官、麻薬取締員、自衛隊警務官などの司法警察職員、または入国警備官などの法律上は司法警察職員ではないが司法警察職員に準じた職務を行う公務員が、被疑者や現行犯人などを制圧・逮捕・拘束・連行するための術技のことである。

参考: ウィキペディア

主に被疑者に対しての制圧するための制圧術を学ぶのです。
それプラス武道独特の精神を学びます。

この武道の心が警察官として振る舞いなどの基礎となるのです。

逮捕術の術科の流れ

  • 整列し挨拶
  • 準備体操
  • 拳立て伏せ
  • 技の練習(制圧術の訓練)
  • 実技

1時間の授業でこんな感じに進みます。
1時間という限られた時間の中で行うので、きびきびと行動し行います。

服装は柔道着です。
この着替える時間もあるので、本当に術科の前は時間がありませんでした。

拳立て伏せ30回

まず、逮捕術の授業でやるのが拳立て伏せでした。

格闘技をやったことある人以外は人を殴るのも初めてです!
拳を痛めないためにも拳回りのトレーニングをするのです。

みんなで声を出し、30回行います。
この拳立て伏せなんですが、道場の畳の上では出来ないのです。

道場の隅にある、フローリングみたいな板の間でやらなければ、いけなかったのでめちゃくちゃ痛いです!
これを女性もやるので根性ありますね。

制圧術の訓練

制圧術の訓練をします。主に一人二組のペアーになり訓練をします。
逮捕術の代表的な技に「小手返し」があります。

相手の手首の関節を決める技でとても有効的です。
こういった技を磨くのです。

いざ、被疑者と相対したときを想定し訓練をしていました。

相手がナイフを持っていた時の対処法などです。
あらゆる場面を想定するのです。

逮捕術のエピソード

逮捕術で教官と戦うことがありました。
防具をつけての打撃戦です。

殴る蹴るOKの実技です!!

いつも、イビられている僕たちは一致団結し教官を倒そうと企てるんです!

教官というのは、柔道で鍛え上げられた肉体をもつ人で、
芸能人いえば正英さんみたいな感じの人です。

普通にやっては勝てません。

作戦としては!
まずは、弱いやつを出してスタミナを削り、後の方に格闘技経験者を出すという作戦です。

僕は弱いので3番目位にでました。

時間は1人3分の戦いです。
その3分が地獄のような3分なんです。

僕は早々に顔面にパンチをもらいました。
その習慣に戦意喪失し3分間、僕はひたすら逃げました。

本当に逃げるなんて警察官の風上にもおけませんがしょうがないのです。
殺されるからです!

教官は笑いながら殴ってくるのです。
防具をつけているとはいえ、凄まじい衝撃です。

例えるなら、鈍器で殴られるくらいです。

そして、僕は3分間で4度のダウンをもらい交代となりました。
人生で初めて殴り殺される恐怖を味わいました!!

その後の結果というのは、教官の圧勝で終わりました。
みんな1回はダウンをもらい、ぼこぼこにやられたんです。

その瞬間に僕たちは、一生逆らわないと決めた習慣でした。

逮捕術はこんな感じ

逮捕術には大会があります。
その大会の様子の動画があったので是非見てください!!

まとめ

逮捕術の術科の授業は体を鍛えるだけではなく、精神面まで鍛えます。

防具をつけてですが、今まで僕は人を殴ったことはありませんでしたが、
この逮捕術ではそれができます。

やらなくてはいけないのです。
ですけど、逮捕術を学んで思ったことは、

この逮捕術の技を使わずに、言葉などを使い被疑者を取り押さえる事が大切だと学びました。

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