こんにちは、以前ボートレーサーを目指したことのある管理人(ベル坊)です。
今回はボートレーサーのニックネームについて書いてみました。
スポーツ選手でニックネームがついている選手っていっぱいいますよね。
有名なスポーツ選手で言いますと
例えば、
サッカー選手でいうと、「神の子」マラドーナ、「キングカズ」三浦和人
野球選手でいうと「ミスター」長嶋茂雄、「ゴジラ」松井秀喜、「番長」清原和博、「アニキ」金本知憲など
マラソンの「Qちゃん」高橋尚子、柔道の「ヤワラちゃん」谷亮子など
のように男性女性問わずニックネームと言うのはつきますね。
記録や記憶に残るプレーとしてファンを魅了した選手などにつけられます。
魅力ある選手にニックネームはつけられるのです。
もしも、自分にニックネームが付くならと考えたりもします!
なにがいいかなー!
ってことで!!
今回はボートレーサーの異名やニックネームについて調べてみました。
僕の好きなボートレーサーでニックネームが付いている選手8名をあげてみました。
- 松井繁「絶対王者」
- 今村豊「艇界のプリンス」
- 白井英治「ホワイトシャーク」
- 阿波勝哉「ミスターチルト3度」
- 石野貴之「石野信用金庫」
- 瓜生正義選手「正義のヒーロー」
- 日高逸子「グレーマザー」
- 池田浩二「ブルーインパルス」
「この記事ではボートレースの結構マニアックな話もしていくので、専門用語とかも飛び交いますが、わからない方はこちらの別記事で解説していますので是非読んでみて下さい!」
目次
松井 繁 選手「絶対王者」
松井 繁 (マツイ シゲル)選手
登録番号3415
生年月日1969/11/11
身長169cm
体重51kg
血液型O型
支部大阪
出身地大阪府
登録期64期
級別A1級
ボートレーサーで最も有名な選手の1人
おそらく現在、艇界で最も認知度の高いニックネームですね。
ダンディーな顔立ちでボートレーサーイケメンランキングでも上位です。
獲得賞金は2016年には35億円稼いでいる選手です。
その名の「絶対王者」にふさわしい成績を残しています。
松井繁選手の実力はターン技術は一流、スタート技術のも一流、さばき技術も一流、整備技術も一流です。
絶対王者と呼ばれるくらいなのでどれもすごいですね。
さばき技術とは、相手(他艇)を抜くことです。
特にターンの際の駆け引きやターンマークでの攻防を「さばき」と呼びます。
ボートレースには差し、まくりという先方があるんですけど、
相手が外を回ってきたらまくらせない技術、内側を回ってきたら入れさせない技術が素晴らしいです。
松井繁選手はイン屋になります。
6艇がピットを離れてからスタートを切るまでが待機行動で、時間は約1分40秒あります。
その間に、前づけといいインコースを狙って動いてくる選手がイン屋になります。
4コースカド(4カド)は獲りますが5,6コースの場合はインを狙いにきます。
主にスロー勢の1,2,3コースからが主体のレーススタイルですね。
松井繁選手は数知れずのタイトルを獲得しています。
SG優勝の実績
1996年笹川賞(児島)
1998年オーシャンカップ(三国)
1999年賞金王決定戦(住之江)
2001年笹川賞(浜名湖)
2006年オーシャンカップ(若松)
2006年賞金王決定戦(住之江)
2008年総理大臣杯(児島)
2008年オーシャンカップ(蒲郡)
2009年全日本選手権(尼崎)
2009年賞金王決定戦(住之江)
2013年オーシャンカップ(若松)
2014年ボートレースクラシック(総理大臣杯)
こんな実績があるので「絶対王者」というニックネームが付くんですね。
納得です!!
2.今村豊 選手「艇界のプリンス」
登録番号2992
生年月日1961/06/22
身長162cm
体重50kg
血液型A型
支部山口
出身地山口県
登録期48期
級別A1級
競艇を変えたとまで言われる「全速ターン」の技術をいち早くものにした選手です。
コーナーで、従来まではスピードを落とす事が常識だったんですが、コーナーのターンの時にスピードを落とさず旋回する技術「全速ターン」を真っ先に身に付けた選手がが今村豊選手です。
今村豊選手の伝説を上げますと数知れず
- デビューし初めてのレースで1着
- デビューして2年目でSGレースに出場最優秀選手賞獲
- 1984年には笹川賞でSG初制覇。またこれは当時の最年少優勝
- 2004年に総理大臣杯でSGを12年ぶりに制覇した
とこのような伝説があります!
ボートレースの中での理想の上司にするなら誰というアンケートでも一位になったことがあるそうです。
人格者なんですね。
「インが絶対有利」とされるボートレース(競艇)で、アウトからの華麗な捲りで勝利を重ねた今村豊選手は、
「混み合う場所でプレーするのが気質的に苦手」とおっしゃっていました。
今村豊選手は若い時から、活躍しいるので、プリンスというニックネームがついています。
現在は古株になっています。
3.白井英治 選手「ホワイトシャーク」
登録番号3897
生年月日1976/10/15
身長173cm
体重54kg
血液型O型
支部山口
出身地山口県
登録期80期
級別A1級
山口支部所属のボートレーサーです。
師匠は今村豊選手になります。
二人の出会いは
白井英治選手が高校3年生になった時に今村豊選手の自宅を訪ねます。
その時に今村豊選手に「本栖研修所を卒業したらボクのところにおいで」という言葉をもらったそうです。
その後に実際に本栖研修所を卒業すると今村豊選手に弟子入りしたそうですよ。
なんだか、漫画やドラマにありそうですよね。
ボートレーサーは基本的には先輩ボートレーサーの所に弟子入りし、ボートレースのいろはを学ぶのです。
職人さんみたいですよね。
なので師匠と弟子はボートレースの戦法もにてくるんです。
巧みなハンドル捌きによる技術と鋭角的なターンが得意としいます。
その事から、すべてを飲み込むサメの「ホワイトシャーク」と言う異名が付いたんですね。
4.阿波勝哉 選手「ミスターチルト3度」
登録番号3857
生年月日1973/04/18
身長166cm
体重56kg
血液型AB型
支部東京
出身地東京都
登録期79期
級別B1級
ボートにつけるプロペラのチルト角度を最大の3度にはねて戦うことが由来です。
ボートレースはインが圧倒的有利だが彼はアウト主に6コースからスターを切ります。
ボートレースではインに近い艇が有利とされています。
なぜかといいますと、ボートレースでは他の艇が起こした波が障害になってしまうからです。
インに近いほど、波がなく走行できます。
なぜ!勝率が低いのに6コースから走るの?と言いますと
阿波勝哉選手は伸びをもっとも重視したセッティングをするのです。
それが、「チルトを跳ねる」ことです。
チルトとは、モーターをボートに取り付ける角度のこと
0.5度単位であらわされます。
数値が低いほうが出足型といわれます。高い方が伸び型です。
出足型とは、低速からの加速のしやすさを重視したモーターです。
伸び型とは、 直線でのスピードの伸びを重視したモーターです。
ボートレースでは600mを3周、通常6回のターンがあるため、戦術に合わせてモーターのセッティングやボートレーサーの運転技術を引き出しレースすることがとても重要になってくるんです。
「超絶伸び」これが阿波勝哉選手求めたものなんですね。
現代のボートレースは出足が重視されています。チルト角度をマイナス0.5度にする選手が圧倒的です。
しかし、阿波勝哉選手はチルトを可能な限り高い角度に設定してします。それが「チルト3度」です。。
ターンを決めると、内の他艇と伸びが違うので直線のスピードが違います。
直線で一気に5艇を出し抜き、そのまま第一ターンマークで内を飲み込むようにまくり切る『まくり』が阿波勝哉選手の先方です。
主に6コースから捲るスタイルは見ていてとても楽しいです。
実況ではこれを『まくり1発』と実況されます。これは見ていてきもちいです。
5.石野貴之「石野信用金庫」
登録番号4168
生年月日1982/06/03
身長165cm
体重51kg
血液型O型
支部大阪
出身地大阪府
登録期90期
級別A1級
やまと競艇学校をリーグ戦を勝率6.63(90期リーグ勝率第2位)の成績で卒業しています。
石野貴之選手はもともと野球をやられていたそうです。キャプテンだったとか!
ボートレーサーで学生時代野球をやっていた方って結構多いんですよね。
石野貴之はどこのコースからでも1着を狙える選手です。
全速ターンが魅力ですね。
平均スタートタイミングが早いのも特徴。どんなコースでも1着を取れるのが特徴で、「石野信用金庫」と呼ばれる由縁です。
どのクラスのレースでもどこのコースからでも連に絡んできてくれます。
僕も石野貴之選手がでているレースは舟券を購入します。石野信用金庫なら舟券も安心して購入できます。
SG優勝の成績
2010年オーシャンカップ(丸亀)
2015年オーシャンカップ(三国)
2016年オーシャンカップ(鳴門)
2016年チャレンジカップ(大村)
2017年ボートレースオールスター(福岡)
2017年 グランドチャンピオン決定戦(鳴門)
6.瓜生正義選手「正義のヒーロー」
登録番号3783
生年月日1976/03/05
身長159cm
体重52kg
血液型A型
支部福岡
出身地福岡県
登録期76期
級別A1級
本栖湖にあった本栖研修所で行われたリーグ戦は6回優勝した。
本栖研修所時代のリーグ戦勝率は8.65であったなど新人の時から天才レーサーとして評価されていた。
などあります。
どこのコースからでも1着をねらる選手で、
名前に正義が入っていることから、「正義のヒーロー」とニックネームが付きました。
正義を英語で言えば、justiceであり、ウルトラマンや仮面ライダー、アンパンマンなどですね。
ボートレーサーで言えば、瓜生正義になるんではないでしょうか!!
実況者が「正義のヒーロー」と紹介するときはかっこいいです。
ボートレーサーでは勝利こそ正義に当たるので、このニックネームはぴったりです。
SGのタイトルはこんな感じになっております。
SG優勝の成績
2007年 笹川賞競走(住之江競艇場)
2009年 笹川賞競走(福岡競艇場)
2010年 全日本選手権競走(桐生競艇場)
2011年東日本大震災 被災地支援競走グランドチャンピオン決定戦競走(児島競艇場)
2011年モーターボート記念競走(福岡競艇場)
2012年モーターボート記念競走(桐生競艇場)
2013年全日本選手権競走(平和島競艇場)
2016年全日本選手権競走(福岡競艇場)
2016年賞金王決定戦競走(住之江競艇場)
7.日高逸子 選手「グレートマザー」
登録番号3188
生年月日1961/10/07
身長155cm
体重49kg
血液型A型
支部福岡
出身地宮崎県
登録期56期
級別A1級
競艇選手として活躍しながら、主夫の旦那と共に2人の子供を育てています。
旦那だんが主夫として、家事をし奥さんがボートレーサーとして一家の大黒柱として働いているのも有名。
生涯獲得賞金は約8億円
すごいですね。
日高逸子選手がボートレーサーになったきっかけは、
TVコマーシャルの「鈴木弓子さん・平均年収1千万!」これに惹かれボートレーサーになったそうです。
そこから、8億円稼ぐなんて!!
栖本での研修中にも、常にボートレーサースピードが怖いし向いてないなぁ…と思って、
辞めようと思ったそうです。そして、教官に辞めますと伝えたそうです。
偶然にもその教官が同じ宮崎県串間市出身の方で、
「お前の作文を読んだけど、帰るところなんてないじゃないか。負けるな!」
と言われた言葉に思い直し、学校を卒業しボートレーサーになって「今がある」そうです。
ドラマがありますね。
辞めていなくてよかったです。
辞めていてはグレートマザーはいなかったんですね。
8.池田浩二 選手「ブルーインパスル」
登録番号3941
生年月日1978/04/03
身長170cm
体重56kg
血液型O型
支部愛知
出身地愛知県
登録期81期
級別A1級
同期の卒業記念競走を優勝し、本栖チャンプ です。
デビュー期でいきなり勝率5点オーバーを記録したそうです。
デビュー期では4点以上で優秀と言われていますが、それを超えたとかすごいです。
池田浩二選手と言えば、「ウィリーモンキー」です。これが代名詞!!
ターン時に艇先を浮かせ、ターンスピードのロスを減少させるターンをするのです。
自転車などで、前輪を浮かせ運転するやつです!昔遊びでやった記憶があります。
ウィリーモンキーが出来条件があるそうです。
- エンジンが水上以上に動いていること
- 水面が荒れていないなど
あるんですね。
池田浩二選手のターンは美しいので必見です!!
水の上を疾走する姿が、航空自衛隊に所属する曲技飛行隊(アクロバット飛行チーム)の愛称であるブルーインパルスに似ているこのニックネームが付いたんですね。
まとめ
僕の好きなボートレーサーを8人をあげてみました。
個性豊かな、キャッチフレーズでしたね
復習をしますと、
- 松井 繁選手「王者」
- 今村 豊選手「艇界のプリンス」
- 白井 英治選手「ホワイトシャーク」
- 阿波 勝哉選手「ミスターチルト3度」
- 石野貴之選手「石野信用金庫」
- 瓜生 正義選手「正義のヒーロー」
- 日高 逸子選手「グレーマザー」
- 池田 浩二選手「ブルーインパルス」
この他の選手にもたくさんの、キャッチフレーズが付いています。
機会があれば、また紹介したいと思います。
ありがとうございました。
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