【体験談】ボートレーサー(競艇選手)になるには?実体験を含めて過程をまとめてみた

こんにちは、以前ボートレーサーを目指したことのある管理人(ベル坊)です。

何回か入学試験を受けたものの、結局受かりませんでしたが、ボートレーサーになるまでの過程を僕の体験談も含めつつ書いてみました。

僕もボートレーサーを目指したいと思い始めたとき、どのような過程を踏んでボートレーサーになれるのか、調べるのが大変でした。ですので、これからボートレーサーを目指す方がこの記事を読むことで、お役に立てれば嬉しいです。

「ボートレーサーに(競艇選手に)なるにはどんな過程を踏んでいく必要があるか」

まず、簡単ですが、0からボートレーサーになるまでには大きく分けて以下の3つの段階があります。

  1. ボートレーサー養成所の入学試験を受験し合格する
  2. ボートレーサー養成所に入学し、一年間学ぶ
  3. 国家資格を取得し、ボートレーサー養成所を卒業し晴れてプロボートレーサーとしてデビュー

これらの3つの段階について、僕の体験をもとに説明していきます。

1.ボートレーサー養成所(旧 やまと学校)に入学し一年間通い、国家資格を取得する必要がある

まずは、僕はボートレーサー(競艇選手)になるためにどうしたら良いのかわからなかったので、インターネットで調べました。

そしたら、なんとー

ボートレーサーになるためには、国家資格を取得する必要があるとわかりました!
これにはとてもびっくりしたので、今でもその時の事をよく覚えています。

資格検定試験があり、国家資格をするそうです。

ボートレーサーって国家資格なんですね。

資格検定試験があり、誰でも受験できるそうですが、ボートレーサー養成所(前 やまと学校)に通って勉強しなければほぼ合格はできないそうです。

ボートレーサーになるためにはボートレーサー養成所に入学し卒業するのが王道コースなのです。

ボートレーサー養成所は、福岡県柳川市に所在のボートレーサーを育成する機関になります。
日本で唯一の場所です。前はやまと学校と呼ばれていたんですが、名称が変更になりました。

以前は場所が山梨県の本栖にあったそうですが、2001年に場所が変わり、福岡県柳川市になったそうです。

モンキーターンという競艇マンガを読んでる方なら、本栖の方がしっくり来ますね。

続いてはボートレーサー養成所の入学試験を受験するお話です。

2.まず、ボートレーサー養成所の入学試験を受験し合格する必要がある

ボートレーサー養成所の入学試験に合格しなければ、ボートレーサーになる道はほぼほぼないのです。

僕もこの入学試験を何度か受験したのですが、これが本当に難しくて…勉強も大変だったので受験前の1か月は涙が出るほど勉強しました。

年に2回あります。
4月入学と10月入学があるのでそれに合わせて試験がある感じです。
詳しくは募集要項(ボートレーサー養成所のサイトに飛びます)をチェックしましょう!

みなさんも入学試験は受けたことがありますよね?例えば、中学入試や高校入試みたいな感じを想像していただければ大体イメージとしては合っています。

受験申込書を貰い、提出し、本番に試験会場に試験を受けに行く。

どの試験もこんな流れですよね。

ここでこの記事を読んでいた方の中で、「ボートレーサー」ってなった方はいませんか?

もらえる場所は、各ボートレース場の受付窓口で配布しています。
最寄りのボートレース場に貰いに行くのがいいと思います。

その他には、ホームページの採用担当の所から郵送でも可能でした。

僕はボートレース(競艇)をよく見に行っていたのでそのついでにもらいにいってました。

受験申込書を貰いに行くと、封筒が渡されます。

中身は
受験申込書、同意書、身体検査表、募集要項などが入ったものです

提出するのが、受験申込書、同意書、身体検査表だったかな!

受験する年に寄って、提出する書類が違ったりするのでそこは指示に従いましょう!

受験申込書に名前、生年月日、志望動機、スポーツ歴など書くところがありすべて記載し、重要なのが健康診断書?も提出することです。

意外と知られてないんですが、ボートレーサーって、受験資格があるんです。
年齢、体重、身長、視力などの制限があるんですよー!

続いては、応募資格についてです。

応募資格

応募にあたっては、以下の条件を全て満たしていることが必要です。

  1. (1)年齢:15歳以上30歳未満(昭和63年10月2日~平成15年4月1日生まれ)
  2. (2)学歴:入所日において中学校を卒業していること
  3. (3)身長:175cm以下
  4. (4)体重:男子47kg以上57kg以下、女子42kg以上50kg以下
  5. (5)視力:両眼とも裸眼で0.8以上(コンタクト・フェイキックIOL「有水晶体眼内レンズ」手術は不可)
  6. (6)弁色力:強度の色弱でないこと
  7. (7)聴力その他の健康状態:選手養成訓練を行うのに支障のない者
  8. (8)その他:禁錮以上の刑に処せられた者及びモーターボート競走法に違反して罰金以上の刑に処せられた者、成年被後見人又は被保佐人、選手養成訓練中に成績不良又は素行不良により養成を取りやめられた者、反社会的勢力との関係が疑われる等モーターボート競走の公正を害するおそれがあると認められるに足りる相当の理由のある者のいずれにも該当しない者
  • 一般試験には、ボートレース場が応募者数に応じて決定する『スポーツ推薦試験制度』が設けられています。受験申請書のスポーツ運動歴の記録内容をボートレース場毎に確認し、該当の有無を判断します。詳しくは、最寄りの支局・支部までお問い合わせください。

以下の●の条件に該当し、(1)~(8)の条件を満たしていることが必要です。
●平成27年10月2日以降に中学・高校・大学等におけるスポーツ活動において優れた実績を収めた者(対象競技は不問)

引用元:ボートレーサー養成所

僕は視力が悪かったのでレーシック手術をしました。
募集要項を見ると、視力回復のために受けられる手術があります。

やってはいけない手術もありますので、事前に募集要項をしっかり確認しましょうね。
ちなみに、僕はお陰様で視力が0.2から今は視力が2.0になりました。凄い見えます!

実際にボートレーサーの試験を受けた経験から大切なポイントをお伝えすると、

受験資格があるかチェックすること
体重などは試験前に一気に落とすのではなく、常に一定にキープできるようにすること
その他、誓約書を書き書類を提出です。
郵送でも、受験申込書をもらった所に手渡ししに言っても大丈夫です。

ちゃんと受付期間内に出しましょうね。

そしたら、試験1ヶ月前には受験票、受験番号が記載のものが届きます。

これでひとまず試験を受ける準備はOKです。
そしたら、試験まで待つのみです。

試験に関しては簡単に説明すると

1次試験、2次試験、3次試験まであり、合格ならボートレーサー養成所に入学です。

めちゃくちゃ長い道のりです。試験内容の詳細については、別の記事でお話使用と思いますので、ここでは概要だけお伝えします。

1次試験は試験会場が指定されそこで受験。
受験申込書をだした支部の所ですね。

1次試験が学科と体力試験です。

2次試験、3次試験は福岡県柳川市のボートレーサー養成所でやります。

合計で4泊5日の試験です。
ボートレーサー養成所に泊まり込みで試験を受けます。

2次試験で不合格なら、3日目の朝に返されちゃうんですけどね。
大きな教室で試験担当者の口から合格者の番号が呼ばれるんです。

自分の番号が呼ばれれば、2次試験合格です。
呼ばれなければ、不合格その場で帰ります。

本当にこれがシビアです。勝負の世界ですからね。

2次試験が適性検査や体力試験など。3次試験が面接や身体検査と行った感じでした!

内容に関しては、別で記載したいと思います。

ここまでが、入学試験です。

続いてはボートレーサー養成所に入学し、一年間学ぶお話です。

3.ボートレーサー養成所に入学し、一年間学ぶ

晴れて合格しましたら、ボートレーサー養成所に入学です。
だいたい1つの期で40名位入学ですかね。

今はもしかしたら僕が受験したころよりも多かったりするかもしれません。

全寮制で男子はみな坊主、女の子はベリーショーと行った感じでした。

携帯電話とかも禁止の生活で現代では考えられませんね(僕は入学できなかったので詳しくはわからないのですが)。

テレビ番組などで特集されているのを見るとやはり規則が厳しそうです。

公衆電話を使って連絡できるのが、決まっていたりね。

ボートレーサー養成所では、
教訓である「礼と節」を学び、一人前のボートレーサーになるために勉学と操縦に励むんです。

その学校生活の厳しさで辞めてしまう人も多いのだとか!

続いては国家資格を取得し、ボートレーサー養成所を卒業し晴れてプロボートレーサーとしてデビューについてのお話です。

4.国家資格を取得し、ボートレーサー養成所を卒業し晴れてプロボートレーサーとしてデビュー

一年間勉学や操縦を学び晴れて卒業です。
卒業前に資格試験があるそうです。
ボートレーサーの資格試験の国家資格はほぼ100%で合格できるそうです。

そうですよね。
みな本気で一年間勉強してるんですもんね。

こんな感じで進みます。
まずは、自身がボートレーサー試験を受けれるのか確認し、いち早くボートレーサー養成所に入学しましょう

まとめ

今回は、ボートレーサーになるまでの過程について、実際にボートレーサー養成所の試験をうけたことのある僕の実体験を織り交ぜながらお伝えしてみました。

流れをおさらいすると、

  1. まずは、募集要項を確認し、自身がボートレーサーを受けられるのかチェック
  2. 受験資格があれば、ボートレーサー養成所の入学試験を受験し合格する
  3. ボートレーサー養成所に入学し、一年間学ぶ
  4. 国家資格を取得し、ボートレーサー養成所を卒業し晴れてプロボートレーサーとしてデビュー
    です。

長い道のりですが、是非この記事を読んだ方には、ボートレーサーとなって稼いでいただきたいですね!

繰り返しになりますが、まずは自分がボートレーサーの受験資格があるかを調べましょう!!

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