本田 圭佑選手の専属分析官とは?分析官である白石 尚久さんの著書を読んでみたらユニークな経歴の持ち主だった

こんにちは、管理人のベル坊です。

先日、この本を読みました!
それが、こちらの本です。

何かをやるのに遅いということは決してない。自分を進化させる53の方法
著者は白石 尚久さんです。

とてもユニークな経歴の持ち主で、自身の体験談を元に書いた本で様々な事が学べました。
そんな本書から、心に残った言葉をまとめてみました!!

まずは、白石さんがどんな方なのか簡単にご紹介します!

白石 尚久さんのとは!!

白石 尚久さんの経歴を簡単にご説明します。

18歳でサッカーを始めました。
36歳でアジア人で初めて欧州1部リーグの監督(女子)に就任。
41歳でACミラン〜パチューカ所属の本田圭佑選手の専属分析官となりました。
専属分析官とは、選手と行動を共にして個人の戦術参謀的な役割を担う仕事

彼があまり知られていない理由が本書で書かれていました。

  • 1つめ
    日本国内でのサッカー経験がほとんどない。
    J1、J2、J3でのプロ経験はもちろん、実業団などでもプレーした経験はない
  • 2つめ
    本格的にサッカーを始めたのは高校三年生、18歳のとき。
    中学では軟式テニス、さらに大学ではサッカー部に入れなかった。
  • 3つめ
    南米と欧州でプレーする選手だったが、そこでも一流のプレーヤーとは言えず、日本のメディアに取り上げられることは、
    選手としては皆無に等しかった

本書はこんな構成で書かれています、

はじめに
第1章 夢を描く力
第2章 自分を信じ切る力
第3章 折れない力
第4章 感じる力
第5章 通じる力
第6章 見切る力
第7章 導く力

この中から心に残った言葉を抜粋していきたいと思います。

第1章 夢を描く力

誰もが何かの才能を必ず持っている。

白石さんが言う自信の才能とは…
ただ一つ言えるのが、
「サッカーが好きで好きでたまらないという才能」
これだけは負けないという事です。

人は誰にでも、何かしらの才能があります。
だだ、自分で自分の才能に気付いていない人が多いだけ

才能についてこんな事も言っています。

才能とは、
最初から与えられたものではなく、好きなものを見つけてそれに打ち込み努力し続けた結果として身に付く能力のこと

「できるか、できないか」より「やりたいか」どうか!

そして、夢についても

夢とは、頭で考えるものではないと思っている。
頭で考えると「できるか、できないか」「可能か不可能か」「それで生活はできるのか、できないのか」
といった現実ばかりと向き合うようになる。

「できるか、できないか」を考え始めると人はどうしてもマイナスになりがちで、
ついつい言い訳やできない理由ばかり探すようになってしまう。
可能性を探すべきなのに、条件ばかり並べて天秤にかけようとする。

「できるか、できないか」より「やりたいかどうか」を大切にすることが大事

確かにそうですね。
小さい頃は、プロサッカー選手やプロ野球選手、アイドルになりたいと大きな夢をもっていました。
しかし、大人になるにつれ現実を考えるとその夢は消え、現実志向になってしまいます。

「やりたいかどうか」で考えれば、夢に対する考え方も変わってきます!!

第2章 自分を信じ切る力

強くイメージすることが、夢実現への第一歩

プロゴルファーのタイガーウッズを例に紹介しています。

プロゴルファーのタイガーウッズは自分が打つボールがどんな軌道で飛んでいくか、転がっていくかを常にイメージしている
との事です。

一流のアスリートはこれが常にできている!!

人は自分がイメージしたとおりに行動してしまう生き物
ただイメージするのではなく、強く前向きに常に心に思い描ことが大前提なのです。

イメージ→実現 ×
イメージ→行動→実現 ○

このプロセスが大切!

努力とは「なりたい自分」へのバージョンアップとも彼は言っています、

努力が人よりも続けられる人は必ず成功する。そして努力の方法が分かってる人は大きく成功できる。

理由は簡単で、ほとんどの人が努力を続けられへんから。

そして努力を続けられへんのは、目的がないか、目的を見失ってるから。

本田圭佑さんが以前こんな事を言っていました。

努力とは
夢を持っている人、なりたい自分がある人だけ与えられた特典

こんな事を言われたら、努力するしかないですね!!

第3章 折れない力

挫折は伸びしろに、理不尽は個性に

白石さんは大学進学時にサッカーをやりたくて明治大学に入ったが、
入部テストに落ちてはいる事ができなかった
その後。本気でサッカーができる場所を求めて単身でアルゼンチンに渡りそこからサッカー人生が始まった。

「思いきった選択」の原動力になったのは「大学でサッカー部に入部できなかった」という挫折から生まれた反骨精神からだ。

挫折が自分の伸びしろに気づかせてくれた。
明治大学のサッカー部は何人もプロサッカー選手を輩出している名門です。
その選手たちを超える為には国内ではダメだ、海外でトップレベルのサッカーを学ぶ必要があると考えアルゼンチンへ渡ります。

大学での挫折がとそれに対する「なにくそ精神」が自分にとっての「伸びしろ=可能性」に気付かせてくれた。
といっていました。

大学でサッカーをできなければそこで諦めるというのが、普通だが、そこを超えていくとういう発想がすごいです!!

第4章 感じる力

「感じる力は武器になる」

毎日こうなりたいというイメージを持つ事が大切

フィギアスケートの羽生結弦選手も常に自分が4回転ジャンプが飛べる姿をイメージして競技している。

一流のアスリートに共通しているのはイメージする力
まずは、イメージするのが先、そうなる為の道筋を考えるのは後の話

自分の夢ややりたいことを理屈や計算で小さくまとめあげるのではなく、自分に正直にストレートにイメージする事が大切。
「こうなりたい」「こうなれたらいい」ではなく、
「こうなる」と強く自分を奮い立たせるのだ。

第5章 通じ合う力

夢を追いかければ、人は出会うべくして出会う

白石さんには目標としている指導者がいます。
その人は、ファン・カルロス・ウンスエ
2017年~2018年シーズン
スペイン一部リーグのセルタ・デ・ビーゴの監督

ファン・カルロス・ウンスエ監督との出会いで
「チームマネージメント」のチャンスを与えられるだ。

将来の夢や目標が明確になっていて、それを叶えるという確固たる信念とぶれないビジョンがある。

そういう人にはいつかその人にとっての会うべき人に出会う機会がある
といっている。

夢や目標を目指す過程で自然にキーとなる人が現れて、かかわりが出てくるのだ。
ここぞというタイミングでキーパーソンと思わぬ出会いがあり、
「夢はかなう」という自信がさらに出てくる。

第6章 見切る力

潮時とは「やめどき」ではなく、次の「始めどき」

「潮時」という言葉が好きだといっている。

アスリートでは、引退会見などでよく使われる言葉の為、
「やめどき」「撤退する頃合い」「引くタイミング」といった意味で使われるが、それは勘違い

潮時とは、文字通り「潮が満ちるとき、塩が引く時」
漁師が海に船を出すのにちょうどいい頃合いの潮の状態の事

ネガティブな意味合いではなく、
「行動を起こす為の好機」「変わる為のチャンス」という前向きな言葉

潮時というのは、
全力で精いっぱいトライを続けてきた人に訪れる「前向きな節目」だと思う。

自分で納得ができずにやり切った感を持てないまま、
外的要因によって変わらざるを得ない状態には、必ず公開やあきらめ
失意といったネガティブな感情が付きまとう。

こういった思いにならないようにすることが大切です。

第7章 導く力

「ほかの誰か」を通じた評価こそ、大きな自信になる

直接ほめるよりも、第三者である「ほかの誰か」を介してほめた方が効果的です。
「誰々さんが君のことをほめていた」「○○ちゃんが、お前のこと『かっこいい』って言っていた」
なんて言われるとうれしいもの

相手の存在を認める大切さも言っていました。
海外でたくさんの国の選手とかかわりがある白石さんだからこそ言えますね。

まとめ

何かをやるのに遅いということは決してない。自分を進化させる53の方法

の自身が心に残った言葉をまとめてみました。

本の構成は下記のようになっています。

はじめに
第1章 夢を描く力
第2章 自分を信じ切る力
第3章 折れない力
第4章 感じる力
第5章 通じる力
第6章 見切る力
第7章 導く力

紹介した内容以外にもたくさんいい言葉がでてきます。

一度本書を読んでみてください。

ありがとうございました。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です